クレアの悩み

数日後の夕方、仕事から帰ってきたばかりのJにメアリーケイトが声をかけた。




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メアリーケイト「ねぇJ、今日妹が遊びに来るんだけどいいかな?」


J「べつに構わないよ。」


メアリーケイト「クレアは高校生だから学校が終わったら来るってゆってたし、もうそろそろ来ると思うんだよね。」


J「妹高校生なのか。じゃあ俺は飯食ったら自分の部屋行ってるよ。家族だけでのんびりしなよ。」


メアリーケイト「ありがとう、助かる。妹ちょっといま大変みたいでw プロトたちが帰ってきたら降りておいでよ。紹介したいし。」


J「うん、そうするわ。」



30分後、クレアが到着した。

クレアの到着を待って、みんなで食事。

Jはすでに食事を終え、気を使って自分の部屋へ戻ったようだ。



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ヴィクトリア「学校はどう?」


クレア「うん、べつに普通。」


メアリーケイト「クレアはあたしたちと違って私立の女子高行ったもんね。えらいよ。」


クレア「ママたちは最初全寮制の高校行かせようとしてたけどね。」


メアリーケイト「全寮制はいやだよね~。」


クレア「絶対ムリ。」




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夕食のあと、メアリーケイトはクレアのためにギターを披露した。

メアリーのギターを聴きながらヴィクトリアが話しかける。



ヴィクトリア「彼氏とはうまくいってる?」


クレア「あんまり・・・。」


ヴィクトリア「喧嘩したんだって?」


クレア「あいつ二股かけてたんだ。しかも私の親友と。」


ヴィクトリア「ひどい話だね。」


クレア「それで親友とも仲悪くなって・・・。学校辞めようかなって思ってる。」


ヴィクトリア「え?なんでそうなるの??」


クレア「なんか学校つまんなくて。なんのために行くのかもよくわかんないし。」


ヴィクトリア「高校は大事だよ。一番青春を謳歌できるところだよ。」


クレア「う~ん・・・。今の学校合わないんだよね私に。」


ヴィクトリア「クレア、頭いいから私立行ったけど、うちの学校来てたらもっと別だったかもね。私たちの卒業した高校はわりと自由だったしすごく楽しかったよ。」


クレア「先生の進めで今の女子高進んだけど、私もホントはお姉ちゃんたちの高校行きたかった。」


ヴィクトリア「いまから編入してみたら?クレアの成績なら余裕でしょ?」


クレア「もうすぐ3年だよ?ママたちや学校が許すかどうか。」


ヴィクトリア「クレア、あなたの人生だよ。ママとパパはちゃんと話せばわかってくれるわ。」


クレア「そうかな~。」


ヴィクトリア「不安ならお姉ちゃんたちも一緒に話すから。私たちはいつでもあなたの味方よクレア。」


クレア「うん、ありがとう。」




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プロトが帰ってきた。



プロト「お~クレアちゃん!元気してたか?」


クレア「元気だったよ。プロトちょっと太ったんじゃない?」


プロト「ヴィクトリアの料理がうまくて食べ過ぎちゃうんだよ。気にしてんだから言うなw」


クレア「気にしてたの?ごめんごめんw でもプロトは太ってもかっこいいから大丈夫だよ。」


プロト「そんなこと言ってもなにもでないぞ~w 」


クレア「え~期待したのにw」





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しばらくするとカイトも帰ってきた。



クレア「カイト久しぶり~。」


カイト「あ、クレアちゃん。・・・背伸びた?」


クレア「カイトおじさんみたいwww」


カイト「え?そうか?昔すごい小さかったのになぁ。」


クレア「美人になったでしょ?」


カイト「うんうん、美人になった。てか肌白くなったね。」


クレア「焼けないようにがんばってるんだよ~。」


ヴィクトリア「ちょっと私Jくん呼んでくるね。」





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クレア「はじめまして、ヴィクトリアとメアリーの妹のクレアです。 (たしかにイケメンだ。) 」


J「はじめまして。俺はジェイ・ブラウン。」


クレア「姉たちがお世話に・・・」


J「そんなかしこまらなくていいよw クレアちゃんは高校生なんだね。」


クレア「はい、A女子に通ってます。」


J「そうなんだ?A女子ってこの辺でも有名なお嬢様高校だよね?」


クレア「でも私には合わないみたいで」


J「あはは。わかるわ~。俺もそうだった。」


クレア「そうなんですか?」


J「うん。俺んち両親が医者だから兄弟もみんな親父の卒業した学校に入れられてさ。小中高大まで続く進学校なんだけど。もう辞めたくて辞めたくて。毎日いつ辞めようか悩んでたな~。」


クレア「てことは辞めなかったの?」


J「結局ねw 中学でプロトに出会って、学校も悪くないなって思えた。」


クレア「へぇ~。」


J「プロトと出会ってから友達も増えたし、中学からは楽しかったな。」


クレア「友達・・・大事ですよね。」


J「うん、一番大事。プロトに出会わなかったら俺違う高校に行ってたかもな。」


クレア「・・・・。」




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クレア「私そろそろ帰るね。」


ヴィクトリア「え?明日休みなんだから泊まっていけばいいのに。」


クレア「また今度にするよ。いろいろ考えたいし今日は帰る。」


ヴィクトリア「送っていくよ。」


クレア「いい。ママの車で来ちゃったから返さないと。」


ヴィクトリア「じゃあ玄関まで送るわ。」




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クレア「お姉ちゃん・・・寒くないの?」


ヴィクトリア「寒いw やせ我慢してんのw」


クレア「もういいから家はいんなよ。」


ヴィクトリア「うん。今日は来てくれてありがとうね。」


クレア「こちらこそ、お邪魔しました。」




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ヴィクトリア「クレア、話してくれてありがとう。お姉ちゃん嬉しかった。」


クレア「うん。相談できる人がいなくて・・・ずっとモヤモヤしてたから。私も話せてよかった。」


ヴィクトリア「なにかあったらすぐ電話してね。いつでも相談に乗るから。」


クレア「うん。・・・私もうちょっと考えてみる。」


ヴィクトリア「うん。そうだね。」


クレア「じゃあ行くね。おやすみなさい。」


ヴィクトリア「おやすみなさい。気をつけて帰るのよ。」




翌朝、ヴィクトリアとJは一緒に朝食をとっていた。

メアリーたちはゆうべ遅くまで遊びすぎてまだ寝ているようだ。



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J「クレアちゃん、どうだった?」


ヴィクトリア「あの子いま学校のことで悩んでて。」


J「そうだったんだ?そういえば学校が合わないって言ってたな。」


ヴィクトリア「クレアとどんな話したの?」


J「俺もそうだったけど親友ができてから楽しくなったって話したよ。」




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ヴィクトリア「そうだったんだ?・・・ありがとう。」


J「ん?べつになんもしてないぞ俺w」


ヴィクトリア「ううん。あの子辞めたいって言ってたのに帰るときにはもうちょっと考えてみるって言ったんだ。Jくんの話を聞いてなにか思うことがあったのかも。」


J「そっか・・・。いいほうに進むといいな。」


ヴィクトリア「うん。」




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J「絵のほうはどう?進んでる?」


ヴィクトリア「うん。画廊も決まったし、創作意欲沸いてきた。」


J「おお!おめでとう。お祝いしなきゃな。」


ヴィクトリア「まだ売れてもないのに?w 売れたらお祝いしてほしいな。」


J「そっかw 了解。」



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その晩、メアリーケイトとプロトとカイトの3人はテラスでバンドの練習をしていた。





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ヴィクトリアとJはテレビを見てくつろいでいる。

防音なので、外の音はほとんど聞こえない。




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ヴィクトリア「Jくんっちってどんな家族なの?」


J「俺んち?両親が医者で開業医やってる。お袋はもう引退して不動産の仕事やってるけど。俺は3人兄弟の末っ子で3つ上の兄貴と6つ上の兄貴がいるよ。」


ヴィクトリア「そうなんだ?」


J「うちの両親は変わり者だから、兄貴たちも卒業したらいきなりアパート買い与えられて、立派な医者になるまで独りでがんばれって感じだったw」


ヴィクトリア「ライオンみたいだねw」


J「ライオンw たしかにw 俺も今まだようやく研修医だけど、ちゃんとした医者になるまで認めてもらえない。」


ヴィクトリア「厳しい親御さんなんだね。」




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J「自分たちはほったらかしだったくせにね。俺は乳母に育ててもらってみてーなもんだよ。」


ヴィクトリア「お金持ちって感じw うちはパパが小説家だからいつも家にいたなぁw」


J「うらやましいよそういうの。」


ヴィクトリア「だからパパはちょっと過保護かもw ここに住むのもすごい反対されたし。それに比べてママは男社会でバリバリ働いてたから理解があるんだよね。ママのおかげだよ、ここに住めてるのも。」


J「ヴィクトリアんち、理想だわ。」


ヴィクトリア「うふふ、ママたち聞いたら喜ぶよw」




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ヴィクトリア「Jくん、娘とかできたらめっちゃ親バカになりそうだよねw」


J「あ~絶対なるなたぶん。」


ヴィクトリア「クールそうに見えるのに、意外だな。」


J「そうか?」


ヴィクトリア「うんうん。すごいモテそうだもん。」


J「俺恋愛に興味なかったんだいままで。親に振り向いてほしくて勉強ばっかやってたから。」


ヴィクトリア「へぇ~。学生の頃は彼女いなかったの?」


J「高校ではいたけど、なんとなく付き合っただけなんだよね。」


ヴィクトリア「すごいモテそうだし彼女いっぱいいたのかと思った。」


J「いや、つきあったのは高校のときの一人だけだな。大学は忙しくて遊んでらんなかったし。」





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眠る前にようやくシャワーを浴びたJ。



J「 (俺、最近あの子のことばっかり考えてるな・・・) 」





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J「 (なんだこの気持ち・・・これが恋ってやつなのか・・・?) 」





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