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はじまり

卒業後、メアリーケイトとヴィクトリアはいまだ定職につかず、自宅で絵を描いたりギターを弾いたり、趣味に没頭していた。

そんなとき、メアリーの恋人プロトから電話が。


プロト「実は俺とカイト、実家出ることになったんだ。」


メアリーケイト「え??なんで??」


プロト「前の街の中学の親友がこっちに越してきたんだよね。そいつ家が金持ちで、親父がアパート一軒買い与えたらしくてそこに引っ越すことにしたんだ。アパートっていってもルームシェアみたいなもんなんだけどさ。」


メアリーケイト「へぇ~、楽しそうだね!」


プロト「明日引越しなんだけど、引越し終わったら遊びに来いよ。親友にメアリーのこと紹介したいし。」


メアリーケイト「いくいく!ヴィクトリアも誘うね!」





Blue sky blue   -season 1-


数日後、メアリーケイトとヴィクトリアは言われたとおりの場所へ向かった。


ヴィクトリア「ホントにここ?・・・おっきいお屋敷だね」


メアリーケイト「住所はあってるけど・・・。インターホンあるよ。もう帰ってるはずだけど。」



ピンポーン



カイト「・・・はい。」


メアリーケイト「あ、カイト??遊びに来たよ。」


カイト「いま開ける。」


頑丈な門が開いて二人は中へ進んだ。





Blue sky blue   -season 1-


メアリーケイト「あ、プロトいる。プロト~!」


プロト「よぉ!よく来たね!ごめんねこんな時間で。バイト終わるの遅くてさ。」


メアリーケイト「大丈夫だよ~私たち無職だしw」





Blue sky blue   -season 1-


ヴィクトリア「バイトお疲れ様。ごめんね疲れてるのに。」


カイト「うん、大丈夫。Jまだ帰ってきてないんだ。もうすぐ来るはずなんだけど。」


ヴィクトリア「Jってプロトの親友くん?」


カイト「そう。俺もよく知らないんだけどね。中学はプロトと一緒じゃなかったし。」


ヴィクトリア「カイトはおじいちゃんと住んでたんだもんね。」


カイト「うん。」




Blue sky blue   -season 1-


ヴィクトリア「それにしても・・・久しぶりだね、会うの。」


カイト「あぁ・・・ごめんな。バイト忙しくて。」


ヴィクトリア「前は学校で会えてたから平気だったけど・・・ちょっとさみしいかも。」


カイト「正直だなw ・・・じゃあ一緒にここに住む?」


ヴィクトリア「え?いいの?」


カイト「あ・・・いや・・・(冗談で軽くゆってみただけなんだが)」


ヴィクトリア「・・・いいな、それ。・・・いいね!」


カイト「うん。(まぁ悪くないかな。男ばっかりだし家のことしてもらえたら助かるかも。)」


ヴィクトリア「ねぇメアリー!」


カイト「あ、帰ってきた。」




Blue sky blue   -season 1-



カイト「J、この子ヴィクトリア。」


ヴィクトリア「はじめまして。ヴィクトリア・スカイブルーです。」


J「あぁ、カイトの彼女か。双子なんだってね。」


ヴィクトリア「うん。あっちにいるのが妹のメアリーケイト。」


J「俺はジェイ・ブラウン。プロトの中学の親友。」


ヴィクトリア「うんうん、聞いたわ。このアパート、あなたのうちのものなの?」




Blue sky blue   -season 1-


J「うん。親父がこのビーチアパートでルームシェアして、その収入で暮らせって。うち放任主義でさ。」


ヴィクトリア「そうなんだ・・・。ルームシェアって、ここお部屋いくつあるの?」


J「7部屋かな。2階が寝室になってるよ。みる?」






Blue sky blue   -season 1-


カイト「J、実は・・・ヴィクトリアたちもここに引っ越して来たいって・・・」


J「え??マジで??部屋余ってるし俺としてはそっちのほうが助かるんだけど、本気?」


ヴィクトリア「いいの??まだメアリーにも両親にも話してないんだけど・・・メアリー!」





Blue sky blue   -season 1-


メアリーケイト「あ~こんばんは!Jくんだね!私プロトの彼女のメアリーケイト。」


J「はじめまして、俺はジェイ・ブラウン。」


ヴィクトリア「メアリー、ここのお部屋ね、空いてるんだって。だから私たちも・・・」


メアリーケイト「やっぱ考えることは一緒だねw 今プロトとその話してたんだよ。」


ヴィクトリア「え?そうなの?」


メアリーケイト「うん。Jくんがよければってプロトが誘ってくれて。」


J「俺は全然オッケーだよ。プロトの彼女なら安心だし。一応契約書とかは書いてもらうことにはなるけど。」


ヴィクトリア「じゃあ詳しく話聞かせてよ。」




その晩、家に帰った二人。

メアリーケイトはさっそくビーチアパートのことを両親に打ち明けた。



Blue sky blue   -season 1-


メアリーケイト「あのね、今日プロトたちのビーチアパートに遊びに行ってきたの。」


ジャイメ「ビーチアパート?」


メアリーケイト「うん。プロトの中学の親友の持ち家なんだけど、ルームシェアしてて部屋が余ってるんだって。」


ジャイメママ「へぇ~」


メアリーケイト「私とヴィクトリアもそこでルームシェアしていいかな?」




Blue sky blue   -season 1-


マリーゴールド「だめに決まってるだろう!男の子とルームシェアなんて!」


メアリーケイト「でもパパいつも言ってるじゃない。自分のことは自分でしろって。家にいたらいつまでもママとパパに甘えちゃうよ私たち。」


マリーゴールド「じゃあ二人でアパート借りればいいじゃないか。なんで男の子とルームシェアなんだ!」


メアリーケイト「アパート借りたらお金かかるじゃん。ビーチアパートは敷金とか礼金とかも要らないし、月額も安いんだよ??私たちもバイトはじめれば払えるお金だもん。」



Blue sky blue   -season 1-


マリーゴールド「だめだ、パパは許さん。敷金も礼金もパパたちが払ってやるから二人でアパート借りるんだ。」


メアリーケイト「パパぁ~」


ジャイメ「いいじゃないのパパ。彼氏と二人っきりじゃないんだし。その家主の子も住んでるんだから。」


メアリーケイト「さすがママ!」





Blue sky blue   -season 1-


マリーゴールド「ママ!なに言ってるんだ!?この子たちはまだ学校卒業したばかりだぞ??」


ジャイメ「そうよ、だから人間関係を学びながらきちんと働いていくべきだわ。」


メアリーケイト「 (ママがんばれ!) 」


ジャイメ「この子たちはここにいたらずっとこのままよ。私たちがいるから甘えてしまうんだわ。そろそろ独立させるべきよ。それにあなたも子供離れすべきよ。」





Blue sky blue   -season 1-


そこへ風呂上りのヴィクトリアがやってきた。



メアリーケイト「あ、ヴィクトリア。ビーチアパートのこといま話してるんだけど。」


ヴィクトリア「そうなの?(メアリー行動はやっ)」


ジャイメ「聞いたわよ。今住んでるのは家主の子とプロトくんとカイトくんだけなの?」


ヴィクトリア「そう。でもお部屋は7部屋あって私たちが入ってもまだ2部屋余ってるの。募集はずっとかけてるらしいんだけど、まだみつからないんだって。」


メアリーケイト「書類ももらってきたんだよ。彼の両親はお医者さんらしいんだけど、不動産もいくつか持ってるんだって。お兄さんたちもそうやってアパートを与えられてたみたいだよ。」


ジャイメ「お金持ちのすることってよくわからないわねw」


マリーゴールド「ママ、いまはそんな話じゃなくて・・・」


ジャイメ「ママは賛成よ。その代わり約束してほしいことがあるの。」


ヴィクトリア「え?いいの??」


メアリーケイト「なあに?ママ」


ジャイメ「警察にお世話になるようなことは絶対しないこと。月に一度は実家に遊びに来ること。家では許してたけど下着姿でウロウロしないで、ちゃんとパジャマを着ること。それからできちゃった結婚だけはママ許しませんからね。」


マリーゴールド「ママ!」





Blue sky blue   -season 1-



ヴィクトリア「ママ大好きよ。ママの子供でよかった!」


ジャイメ「ママもあなたたちを愛してるわ。だから信頼してるのよ。ママとパパを悲しませるようなことは絶対にしないって約束してね。」

ヴィクトリア「もちろんよママ!」





Blue sky blue   -season 1-


二人の引越しは一週間後に決まった。

最後の晩は家族全員で露天風呂に入った。


クレア「お姉ちゃんたちだけずるい・・・」


メアリーケイト「クレアも遊びにおいで!Jくん紹介するよ。イケメンだよ~。」


クレア「彼氏いるから大丈夫。」


マリーゴールド「聞いてないぞ!?連れてきなさい!」


クレア「やだ。パパ邪魔するもん。」


マリーゴールド「邪魔ってなんだ、邪魔って!」


ジャイメ「まーまー」



夜空に笑い声が響いた。

夏が終わりに近づき、冷たい風が吹く夜だった。





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