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マリアの回想


Blue sky    -sims3 story-



マリアはベッドに横になる。


ふいに小さい頃の思い出がよみがえってきた。



マリア「 (懐かしいな。・・・・・あの家。) 」







私が丘の上のあの水色の家に引っ越したのは10歳の頃だった。

引っ越したばかりで友達もいなくて、ある日学校から家に帰ると同じクラスの男の子たちが家の前にいたの。





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子供A「おい、お前んち、ここかよ?」


マリア「そうだけど・・・。」


子供A「お前んち、人形の家みたいだな!」









Blue sky    -sims3 story-





子供B「ホント人形の家みてえ!お前お姫様気分かよ!」


マリア「人形の家じゃないもん!ちゃんと人間が住んでるもん!」


子供A「お前人形なんじゃないのか~?」


子供C「ははっ!お~い、人形。」



子供たちははやし立てた。

私はどうしていいかわからず悲しくなった。










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そしたら隣の家の庭で遊んでいた男の子がこっちへやってきて言ったの。



J「人形の家って言った奴、謝れ。」


子供A「は?なにいってんのこいつ。」


J「この家の所有者はうちのママだ。お前らママに謝れ。」











Blue sky    -sims3 story-




子供A「なんなんだよお前!年下のくせになまいきだぞ!」


J「年は関係ないだろ!」


子供A「チービ!」


J「言ったなこの!」











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先に手を出したのはJのほうだった。

でも体格も大きい、2才も年上の男の子にむかっていって、勝ったのはJだったのよね。

相手の子は泣いてたのに、Jは絶対泣かなかった。

そのあとすぐJのママが飛んできてこっぴどく叱られてたけど。



それから1週間後に私の誕生日がきた。

私はまだ学校にも慣れなくて、友達もいなかった。

私の誕生日パーティーは両親が盛大に開いてくれたけど、両親もこの街に慣れるためにパパの仕事関係の大人の人とか、近所のママたちばっかりで、大人だらけでつまらなかった。

私はこっそり抜け出して自分の部屋に篭っていたの。









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ちょっとだけ開いたドアの隙間からJが立っているのが見えた。





マリア「Jちゃん?」



J「入っていい?」



マリア「いいよ。どうぞ。」












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J「お誕生日おめでとうございます。」


マリア「ぷっ」











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J「ちょ・・・・笑うなよ。」


マリア「だってwwwwそのカッコwwwww」



私はJの慣れないタキシード姿に笑いが止まらなかった。









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J「だってお前の誕生日だろ。ママがきちんとした服でって着せられたんだよ。」


マリア「ごめんwwwwでもなんかwwwおかしくってwwwww」


J「もう・・・・・はずかしいだろ・・・・。」










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J「これ、お誕生日のプレゼント。」


マリア「ええ?!プレゼントくれるの??」



おどろいた私は一気に笑いが吹き飛んでしまった。



J「ちゃんと俺が選んだんだからな。」



Jは年下のくせに、いつもちょっとなまいきな話し方をした。









Blue sky    -sims3 story-





マリア「きゃー!うれしーー!ありがとーJちゃん!!!」


J「ちょ・・・ばか!抱きつくな、箱がつぶれr・・・・」










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Jがくれたプレゼントは、小さい小人の人形が回るオルゴールだった。









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マリア「このオルゴール、一生大切にするわ。私の宝物にする。」







私は高校へあがって女子高へ行った。

学校へはちょっと遠いけど家から通った。

Jは中学2年だった。








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コンコン


マリア「J、マリアだけど入っていい?」


J「どうぞ。」



ドアを開けるとJとプロトくんがテレビゲームに夢中になっていた。










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マリア「プロトくん、来てたんだ?いらっしゃい。」


J「お前んちかよw」









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プロト「おじゃましてます!マリアちゃん女子高の制服似合ってるね~。」


マリア「もうwプロトくんってばお世辞が上手ね。」


プロト「女子高いいな~。俺も行きたいw」


J「お前なら女装すれば行けると思う。」


プロト「まじで??本気にしちゃうよ?w」










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J「んで、なに?」


マリア「あ~、えっと・・・・ママが今晩うちで夕飯食べようって。おばさまたちは先に行ってるって。」


J「わかった。プロトもいいよな?」


マリア「うん。うちのママ、いつも余るくらい料理作っちゃうから。」










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J「それだけ?」


マリア「うん・・・。」


J「じゃあこれ終わったら行くわ。」


マリア「うん。」











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マリア「 (壊れたから直して欲しいって・・・言えなかったな。) 」











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K「まぁだそんなもん持ってたの?マリア。」











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マリア「Kちゃん。」


K「あんなホモのことは忘れて俺にしない?」


マリア「Jはホモじゃないわよwお兄ちゃんなのに弟のことそんな風に言うの?」


K「あいつ生意気でかわいくないんだよなw」


マリア「かわいげあまって憎たらしいってやつねw」


K「そういうんじゃないんだけどな~。」










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K「マリア、彼氏いないんだろ?」


マリア「女子高だもの。できないわよ。校則違反だし。」


K「どうせみんなこっそりつきあってるんだよ。今度俺とデートしようぜ。」


マリア「Kちゃんは彼女いっぱいいるでしょ?忙しいんじゃないの?」


K「いっぱいいるけど時間なら空けられるよ?」


マリア「私がハタチを過ぎたらねw 今日はうちで夕飯食べることになったから、一緒に行く?」


K「あ~あ、またはぐらかされたw まぁいっか。腹減った~。」


マリア「ふふふw」
















Blue sky    -sims3 story-



昔のことを思い出しているうちに、いつの間にかマリアは眠ってしまった。





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