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旅立ち





 



あっという間に月日は過ぎ、クレアの卒業式がやってきた。










 


















 

そしてアメリカへ発つ前日の晩。
クレアはJの部屋の前に立っていた。


クレア「J・・・・私、クレアだけど。」


返事はない。


クレア「・・・・開けるよ?」


ゆっくりとドアを開ける。







Jはベッドに横たわっていた。
寝ているようだ。
起きる気配はない。









 


クレア「 (夜勤だったから疲れてるのかな・・・・。) 」












クレア「 (Jの寝顔、はじめてみた。この顔も・・・・もう最後かぁ・・・・。) 」













クレア「 (最後くらい・・・・・わがまま、いいよね?) 」















そっとJの唇にキスする。









 












 


ふいに抱きしめられ、ベッドへ押し倒された。
Jの体が覆いかぶさる。











Jの指が髪をなでる。


クレア「ごめんなさ・・・・。」









 

クレアの言葉をさえぎるように唇がふさがれる。
クレアの細い指にJの指が絡まる。











クレア「J・・・・?」

J「お前が好きだ、クレア。ずっと好きだった。」

クレア「嘘・・・・。」

J「嘘じゃない。」

クレア「じゃあなんで・・・・。」

J「年齢だけじゃない。俺はお前の両親に責任を任されてる。それなのにお前と付き合うことなんて俺にはできない。」

クレア「あの人と付き合うっていうのは・・・?」

J「あれは嘘だ。メリッサとはもう会うことはない。お前に嘘ついたのはお前の決心を揺らがせたくなかったからだ。」





 


J「お前にはもっとたくさんのことを経験してほしい。そしていい女になれ、クレア。」

クレア「・・・・・。」

J「だから待つとは言わない。帰って来いとも言わない。」

クレア「J・・・・。」

J「連絡もしない。お前はお前の人生を精一杯生きろ。」

クレア「・・・・・最後に・・・・・・もう一度だけ。」

J「・・・・なんだ?」

クレア「もう一度だけ・・・・キスして?」

J「・・・・。」

クレア「今だけ・・・・この瞬間だけ恋人同士でいさせて。」








Jはしっかりとクレアの細い体を抱きしめた。













背中に回す腕に力を込める。
クレアの瞳から涙が流れた。








 













 

翌日、クレアたちは空港にいた。
見送りにはメアリーケイト、ヴィクトリア、カイト、プロトの4人がいた。









 


ヴィクトリア「いってらっしゃい。」

メアリーケイト「ママとパパによろしくね。」







 

クレア「うん。大学の寮に入るけど、週末はママたちの家に帰るよ。」

ヴィクトリア「うん。勉強がんばるんだよ。」

クレア「はい。いままでお世話になりました。」







 



メアリーケイト「やめてよ。泣けてくるじゃん。」

クレア「あはは。プロトとカイトも、お姉ちゃんたちのことよろしくね。」

プロト「もちろんだよ。」

カイト「あぁ。心配するな。」







ヴィクトリアがクレアを抱きしめる。


クレア「ありがとう、お姉ちゃん。」

ヴィクトリア「お礼を言うのはこっちのほうだよ。いつでも帰ってきてね。」

クレア「うん。」







メアリーケイト「愛してるよクレア。」

クレア「私も愛してる。元気な赤ちゃん産んでね。」

メアリーケイト「うん。」






















 

クレアを乗せた飛行機が飛び立った。











 

その頃、テラスに出て空を見つめるJの姿があった。














 


J「 (また・・・・な・・・・・。) 」











 

その日の午後、ビーチアパートに集まるメンバーたち。










 


J「みんな集まってくれてありがとう。」

マリア「ホントに最後なのね・・・。」

K「同じ街に住んでるんだからいつでも会えるだろ。」

マリア「そうだけど・・・なんか寂しいわ。」







 


ヴィクトリア「ホントだね・・・。」

カイト「これからもしょっちゅうこのメンバーで集まろうぜ。」

K「いいな。」

ヴィクトリア「うん。絶対ね。」






 

J「メアリーたちも、わざわざありがとな。」

メアリーケイト「なに言ってんの。当たり前でしょ。仲間なんだから。」

プロト「そうだよ。」

J「そうだな。」










J「みんなと過ごした1年半、すげえ楽しかった。」

カイト「あぁ。」

J「ビーチパートを・・・・・・今・・・・ここで解散する。」











































 
































 



























 













 
























 








































 

















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