J「付き合ってるのか・・・。」

シン「まぁな。」

クレア「・・・・・。」











シン「あんたはなんでここに?あ、もしかして、迎えに来てくれたとか?」

J「あぁ。」

シン「そっか。ありがとね、わざわざ。」








 



シン「じゃあ俺も一緒に頼みます。」

J「あぁ。了解。」








 


シン「なんか悪いね。俺まで。」

J「二人とも、ヴィクトリアの家でいいのか?」

シン「あぁ。お願いします。」








 


シン「あんた、医者だったっけ?」

J「あぁ。君は、学生か?」

シン「うん。大学4年だよ。」

J「クレアと同じ大学なのか?」

シン「いや、俺はこっちの大学。夏休みで遊びに行ってたんだ。」

J「そうか。」

クレア「・・・・・。」





 

一軒の家の前に泊まる。


J「着いたぞ。」

クレア「ありがとう。」

J「あぁ。」











J「じゃあな。」

クレア「寄っていかないの?」








 


J「ヴィクトリアたちも忙しいだろ。」

クレア「・・・・そっか。」

J「それに明日の式で会えるしな。」

クレア「うん・・・・。」






 


J「二人とも、長旅で疲れてるだろ。明日も大変なんだからゆっくり休んどけよ。」

シン「あぁ。サンキュ。」

クレア「うん・・・・。」











クレアは車が角を曲がって見えなくなるまで見つめていた。


シン「まだ好きなんだな。」

クレア「・・・・。」






 


シン「ごめんな、嘘ついて。」

クレア「なんであんなこと言ったの?」

シン「昔殴られたときのこと思い出して、いじわるしたくなった。」

クレア「・・・・バカ。」

シン「あと、かまかけたんだよ、あいつに。」











クレア「え・・・・?」

シン「大丈夫だよ。あの様子じゃ、あいつだってきっとお前のことまだ好きだって。」

クレア「・・・・。」

シン「今からでも遅くねぇから。あいつんとこ行けよ。」

クレア「・・・・。」

シン「じゃあ俺はユウナとの愛の巣に帰るわ。またな。」










シンが去っていく。
その後姿を見送るクレア。











 


クレア「・・・・。」













 


玄関のチャイムを押すと、すぐにヴィクトリアが出てきた。


ヴィクトリア「は~い。」

クレア「ただいま、お姉ちゃん。」

ヴィクトリア「クレア!」







 



ヴィクトリア「おかえり~!疲れたでしょ?」

クレア「ちょっとね。」

ヴィクトリア「あがってあがって!」











ヴィクトリア「カイトは夕方まで帰れないんだけどね。今日はメアリーんちに泊まるんでしょ?」

クレア「うん。・・・・ねぇ、お姉ちゃん。」













クレア「Jの家、知ってる?」

ヴィクトリア「もちろん知ってるけど。そういえばJは?迎えにきたはずだよね?」

クレア「うん。・・・・帰った。」

ヴィクトリア「そうなの?遠慮しなくていいのにねぇ。」









 



クレア「Jの家教えて。」

ヴィクトリア「・・・・うん。いいけど。」

クレア「私、行かなきゃ。」

ヴィクトリア「大丈夫よ、ここからすぐ近くだから。」











家の場所を教わったクレア。
歩いていける距離だ。


クレア「ありがとう。」

ヴィクトリア「うん。メアリーたちに遅くなるって連絡しとこうか?」

クレア「うん。お願い。」

ヴィクトリア「わかった。」

クレア「じゃあね。」






 



クレアが足早に去っていく。
ヴィクトリアはそれを見送った。











 



ヴィクトリア「 (二人とも、素直になるのよ・・・・。) 」











 



教わった住所にたどり着く。
小さな一軒家だ。
ビーチアパートに比べればだいぶ小さいが、一人で住むにはちょうどいい大きさだ。
窓から明かりがもれている。








 


クレア「 (車あるし、でかけてないよね・・・・。) 」


胸が高鳴った。
チャイムを押す。










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